2度目のイタリア サン・シーロからの帰還②

八方塞がりの状況を打破すべく、行動へ
 サンシーロからホテルに帰ろうにも、公共交通機関はストライキ、タクシーは乗車拒否、深夜のミラノは寒い等々、3重苦・4重苦な状態です。こういうときは、少人数よりも、ある程度の人数がそろっているほうがなにかと有利です。タクシーに乗車することを考えて、二人組の同年代の人がいないか探しました👀。

試合終了直後。まさかこの後、帰宅に大苦戦するとは。

同志を見つけて、孤軍奮闘
 すぐに見つかりました。大学生の二人組で、時期はまだまだ早いが、イタリアとギリシャに卒業旅行に来たらしいです。彼らも同じくタクシーを捕まえることができずに困っている状態。泊まっているホテルの場所を聞くと、P旅さんのホテルとそれほど離れていないので、タクシーに同乗してミラノ中央駅に向かう、ということで意見が一致。一緒にタクシーを探します。

 すると一台のバスが停留所にいるのを発見。猛ダッシュでバス停に向かい、ミラノ中央駅に行くか確認しましたが、残念ながら行かないとのこと😳気を取り直して、再びタクシーを探します。

ようやく一台のタクシーを捕まえることに成功しましたが…
しばらく苦戦しましたが、一台のタクシーを止めることに成功。二人が車内に乗り込み、二人が乗車交渉をする連携プレー。しかし…

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P旅


ミラノ中央駅まで、シクヨロ。

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運転手

一人20ユーロならおK。

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P旅

ぐぬぬ。



 
乗るべきか、乗らざるべきか
 一人20ユーロで合計80ユーロとのこと。えらく足元を見られたものですが、時間はすでに12時を回っていて、周りの人も少なくなり、タクシーも少なくなってきており、次にタクシーを捕まえることができるかわからないこともあって、やむなく承諾。

 タクシーはミラノ中央駅に向けて走り出しました。明らかにぼったくられていますが、背に腹は代えられないと気持ちを切り替えるしかありません。車窓を眺めると、街は暗く、街灯はオレンジ色。初めてミラノに来た時も街灯がオレンジ色であったのを思い出しました。

 やがてタクシーはミラノ中央駅に到着。大学生二人組と別れ、20分程歩いてようやくホテルに到着。これでようやく眠ることができると思いきや、ホテルの鍵が閉まっており、チャイムを鳴らしても反応がありません。しつこくチャイムを鳴らし続けること約5分、ようやく鍵を開けてもらい、ホテルの部屋に入ることができました。

 冷えた体を温めようとシャワーを浴びましたが、ぬるいお湯がチョロチョロと出るだけで余計に体が冷えたような気がします。そんなこんなでようやく布団に入り、すぐに爆睡しました。

 明日は最終目的地、ローマへと向かいます。

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